角膜潰瘍は鋭い痛みを伴い、視力が低下することもある怖い病気です。
コンタクトレンズの誤使用が原因で起こることが多々ありますのでご注意下さい。
なぜ目の病気になったのか?
スポーツクラブで入浴するので、ソフトコンタクトを外し、保存ケースに入れました。持ち歩いてる最中に、ケースが開いてしまったのか、保存液が抜けきったケースの中で1晩放置してしまいました。
次の日乾燥しきったソフトコンタクトにビックリしましたが、咄嗟に保存液を入れてみたところ、見た目には復活したようだったので、消毒し、次の日使いました。
すると、半日もせずに目に痛みと、人からも指摘されてしまうほど眼球全体が真っ赤に染まってました。
眼科での診断と治療法
急いで眼科に行くと、乾いたソフトコンタクトをしたことが原因で角膜が傷ついて、炎症が起きていました。診断名は角膜潰瘍とのことでした。
コンタクトレンズが洗浄液で復活したように見えても、1度バリバリに乾いた時点で傷が出来ており、その割れた傷が角膜を傷付けていたそうです。
しかも、その日1日そのコンタクトレンズを使用し続けてしまったので、傷が深く視力も落ちてしまってました。コンタクトを外した後のメガネの度数も合わず、メガネでもぼやけてる状態が2ヶ月ほど続きました。
治療方法は目薬の投薬でした。
最初は1週間に一回ずつ通い、それを3週間。あとは1ヶ月にいっぺん2回ほど通いました。視力があるていど回復するまで2ヶ月強かかりました。
費用は全部で1万5千円程度かかりました。
後遺症
治療が完了した後も視力は完全に元に戻らず、治療よりも新しい度数でのメガネ代の方がかかりました。
そして、それを気にメガネをメインの方にして1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを購入し、たまに使い捨てを使うという生活に変わりました。
治療費の他にその後のメガネ代や新しく買うコンタクト代を含めると、その乾燥しきったコンタクトレンズを使ったことによっての予定外の出費は5万円を超えました。そしてなにより、回復することのない視力が1番大きな痛手でした。
反省と今後病気にならないためには
見た目で分からなくても、乾燥しきったソフトコンタクトはもう壊れてるものだと認識しなくてはいけないと、眼がこんな事になるまでは、気付かず。
これからはコンタクトレンズ処方の際に眼科の話などを今後は真面目に聞こうと思うのと、コンタクトは医療器具なので下手な素人判断はやはり危険だと身をもって知りました。