角膜びらんは痛みや異物感を伴わないことが多いのですが、放置すると進行して角膜潰瘍になり、視力低下に繋がる病気です。
目に異常を感じたら、角膜びらんの可能性がありますので眼科を受診しましょう。
なぜ目の病気になったのか?
私は昼には事務仕事をしています。子供は小学校へ入学し、手の空いた時間だけパートタイムで仕事をしていました。普段は、子供が学校から帰宅する時間には仕事は終わっているのですが、その時は年末で、忙しかったため、毎日2時間程度の残業をしていたのです。
そんな日々が2週間ほど続き、疲れも溜まっていたのかもしれません。パソコンを見る目がつらいと思うことが多くなってきました。
コンタクト装着時に使える目薬を使用しながらも、なんとか年末を乗り切り、年が明けた時のことです。
いつものようにコンタクトを取ろうとしても、なかなか取れないのです。おかしいと思いましたが、落ち着き、焦らず、ゆっくりと手の洗浄から始めることにしました。
「でも、取れない」気持ちをまた、落ち着かせ、コンタクト専用の目薬で潤いを与えつつ、取ろうとしましたが、やっぱり取れませんでした。
眼科での診断と治療法
結局、眼科へ行くことになり、取ってもらうことができました。
そこで、「角膜びらん」という名前の病名を告げられました。コンタクトを使っている方に多い目の病気で、ドライアイや疲れ目などが原因で起こるそうです。充血もひどく、放置してしまうと、さらに悪化する所だったそうです。
「洗浄はきちんとしていましたか?使い方を謝っていませんか?」などの質問を受けました。そう言われてみれば、忙しさのあまり、洗浄は適当でした。レンズは2週間の使い捨てだからと、たかをくくり、「まあ、いいか」ときちんと処理していませんでした。
後から考えると、手洗いも不十分のままだった気もします。
眼軟膏を塗ってもらい、点眼薬と炎症を抑える内服薬とを頂き、しばらくコンタクトレンズを使用しないように指導を受けました。完治まで2週間の期間がかかり、かかった治療費は5,000円程度でした。
反省と今後病気にならないためには
角膜びらんは、異物感や痛みを伴う人は多いのですが、何も感じないまま放置してしまう人が多いようです。
今回コンタクトの調子が悪く、発見できたのはラッキーだったかもと考えています。目に違和感があったり、ちょっとした痛みがあったりするなら、我慢せず、眼科受診をおすすめします。