【体験談】コンタクトレンズのお粗末な取り扱いが招いた結果…麦粒腫に。

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麦粒腫

ゆき
20代女性、みなみさんのコンタクトレンズの使用でものもらい(麦粒腫/ばくりゅうしゅ)になった体験談です。

ものもらい(麦粒腫)はまぶたや目の縁に細菌が感染して起こる目の病気ですが、コンタクトレンズの手入れ不足による汚れによっても起こりやすい病気です。

痛みや腫れ、かゆみを伴い、治療期間中はコンタクトレンズを使用することが出来ません。点眼薬や軟膏により治療しますが、痛みや腫れがひどいと手術することになります。

ご注意ください。


なぜ目の病気になったのか?

私は大学生になってから2週間使い捨てタイプコンタクトレンズを使い始めました。

コンタクトレンズを装着し始めた頃は、洗浄をしっかりやっていましたが、慣れとともに徐々に手を抜くことを覚え始めました。

そして、一人暮らしを始め、家族の干渉もなくなってからのこと。

2週間使い捨てタイプのアキュビューオアシスを使っていたのですが、私はコンタクトレンズの手入れはもう、まったくと言っていいほど行っていませんでした。

たまに思い立ったときに洗浄液で洗う程度で、長時間装着したままでいることもしょっちゅうでした。遅い時間帯のアルバイトをしていたこともあり、一日中使用していることも少なくありませんでした。

お金がかかることや眼科に行かなくてはならないことがめんどくさく、それが理由で、2週間タイプのものを1か月以上使用することもざらでした。

今から振り返っても、本当に恐ろしいことをしてしまったと思います。なんでもっと自分のからだのことを大切にしなかったのかと、後悔しかありません。
しかし当時はそれほどの危機感もなぜかなく、平気な顔をして過ごしていました。

当然、すぐに目に悪影響が出てきました。

朝起きると目やにがやたらと出るのです。それで早く眼科を受診すればよかったのに、しばらく放置してしまうというお粗末さ。そうしているうちに目が腫れてきて、とうとう目を開けることもできなくなってしまったのでした。

眼科での診断と治療法

眼科を受診して受けた診断は麦粒腫。ものもらいの一種と言われました。

まぶたに膿がたまっていて、点眼薬による治療ではどうにもならないといわれました。そこで取られた方法が切開して膿を絞り出すということでした。

麻酔をして針を刺して膿を押し出してもらいました。もちろん麻酔がある程度効いているのですが、やはり痛い。そして何より、視界ははっきりしているため、針が迫ってくる感覚がかなり怖かったです。

切開後は点眼薬を使用して腫れや痛みが引くのを待ちました。その間はコンタクトレンズは付けられず、眼鏡で生活をしました。

治療にかかった費用は何度か通院もして、総額で約1万円程度でした。完全に治るまでには、最初に眼科に通ってから一カ月程度はかかったと思います。

結果的に膿や腫れ、痛みはなくなりましたが、私のまぶたは左右で見た目がまったく違ってしまいました。

切開したほうの目が、腫れぼったく、まぶたが下がっている状態は治りませんでした。こうなる前に早く受診すべきでした。

反省と今後病気にならないためには

本当に当時のことを思い出すと、後悔しかありません。

今もコンタクトレンズを使用していますが、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを使用し、毎日交換しています。

使っているコンタクトレンズは眼科ですすめられた性能が良いというディリーズトータルワン。少し高いのが難点ですが、潤いがあり、一日中つけていても目が乾かないので愛用しています。

コンタクトレンズを購入するときの定期点検に加えて、とにかく目に異常があればすぐに受診するように心がけています。

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