巨大乳頭結膜炎はコンタクトレンズの手入れ不足や手入れ方法の誤りで起こりやすい病気です。
痛みやかゆみを伴い、治療期間中はコンタクトレンズを使用することが出来ません。ご注意ください。
なぜ目の病気になったのか?
私は子供の頃から視力が悪くいつもメガネを掛けていたのですが、20代になってからはメガネが煩わしくなり、コンタクトレンズに変えました。
初めは眼科の先生にしっかりとコンタクトレンズの交換方法や手入れ方法を聞いてその通りにしていました。
しかし、アメリカに1カ月ほど旅行に行った際に、日本から予備の洗浄液を持って行くのを忘れたために、コンタクトレンズの洗浄がおざなりになっていたときがありました。
洗浄液を変えなかったり、軽くゆすいで終わりにしていたときがありました。
そして、旅行を終えて日本帰国した頃からコンタクトレンズを入れると目に違和感を感じていたので眼科に行ってみました。
眼科での診断と治療法
眼科ではまずコンタクトレンズの使用によって目に細菌が繁殖してしまってアレルギーを起こしていると言われました。
実際にまぶたの裏側を先生がチェックした際に、巨大乳頭結膜炎という白いニキビ状のプツプツがまぶたの裏側に出来ていて、それが違和感となって現れるだけでなくて、痒みや痛みの原因になっていると診断されました。
先生に聞かれた質問に答えていると、やっぱりアメリカに旅行中に水道水でコンタクトを洗っていたのでそれが原因になっていたようです。
「洗浄液を持って行けばよかった」、「2週間使い捨てコンタクトレンズではなく、1日使い捨てコンタクトレンズを使えばよかった」と後悔しました。
治療方と言っても特になく、コンタクトレンズの使用を中止し、ただ目薬を入れて様子を見る程度でした。薬をもらいにほぼ毎月1度は眼科に通っていました。
大体毎月の治療・診察料は目薬代込で2千円位でした。完全に治るまでには、結局半年程度かかりました。
治療の途中、試しにコンタクトレンズを入れてみたら目がかなり痛かったので、治るまではコンタクトレンズを使用することが出来ませんでした。
反省と今後病気にならないためには
コンタクトレンズは洗浄液をきちんと使って、しっかりこすり洗いをしなければと思いました。
巨大乳頭結膜炎はなかなか治らないのと、一度病気になるとコンタクトレンズが痛くて使えなかったので治療期間中は苦労しました。
コンタクトレンズの洗浄は面倒なので、洗浄に不安がある方は1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを使った方が良いですよ。